LOG IN BONAS

某ナスのライフログです

ブリュッセル1897 ルール訳

■背景

1897年に世界博覧会が開かれ、ブリュッセルの街に「アールヌーボー(新しい芸術運動の意)」は席巻します。 芸術史にあなたの名前を刻む時が来ました。 あなたの評判を確立するために、あなたはあなたの芸術作品を展示・販売し、傑作な建造物を建て、あなたの社会的地位を拡大します。

 

Bruxelles 1897は、4ラウンドにわたってプレイされる戦略的なカードゲームです。 ターン中、アーキテクトカードを使用して、アールヌーボーとブリュッセルのエリアでアクションを実行します。 各ラウンドの終わりに、カードの位置によるマジョリティ争いによりどのボーナスを集めるかを決定します。

ゲームの最後に、勝利ポイントが最も多いプレイヤーがアーキテクト・オブ・ザ・イヤーに選ばれるのです!!

 

■コンポーネント
f:id:see_know:20191025125656j:image

  • ゲームボード1枚
  • ボーナスカード4枚
  • 牢獄カード 1枚
  • ブリュッセルカード 3枚
  • マーカー16個(各色4個)
  • ラウンドマーカー 1個
  • スタートプレイヤーカード1枚
  • アーキテクトカード28枚(各色7枚ずつ)
  • アクションカード83枚(内訳:アートワーク12枚、お金23枚、資材12枚、 家16枚、貴族19枚、展示会1枚)

  

■セットアップ

f:id:see_know:20191026074456j:plain

1)ゲームボードを展開し、プレイエリアの上部に配置します。 ラウンドマーカーをラウンドトラックの最初のマスに配置し(A)、展示会カードを展示エリアに配置します(B)

 

2) 3枚のブリュッセルカードと牢獄カードをゲームボードの前に表向きに置きます。 これはブリュッセルエリアです(C)

 

3)残り82枚のアクションカードをタイプ別に仕分けます。

  • 各プレイヤーは"Georges Brugmann"貴族カードを受け取り、それらを表向きに置きます(D) 2~3人プレイ時、使わない残りの"Georges Brugmann"貴族カードはすべて箱に戻します。
  • マネーカードの山札を作成し、プレイエリアの下部に置きます。 アートワーク、資材、家、および貴族カードを別々にシャッフルし、それぞれ4つの山札を作成します。 これらの山札をマネーカードの隣に置きます(E)

 

4)次のようにアールヌーボーのエリアを準備します(F):

  • 5つの山札のそれぞれから3枚(2〜3人プレイ時)または4枚のカード(4人プレイ時)を取ります。そこに展示会カードを加えて、これらのカードを完全にシャッフルします。
  • 下の画像のとおり、これらのカードのうち12枚(2~3人プレイ時)または16枚(4プレイ時)を表向きにランダムに配置します。 マネーカードは、3ベルギーフラン(BEF)の面が上を向くように配置する必要があります。


f:id:see_know:20191025125848j:image

2プレイの場合:セットアップでは、下の角2つを使わないカードで覆ってください)

 

残っているアートワーク、資材、家、および貴族カードを、それぞれの山札(G)の前に表向きで置きます。 残っているマネーカードを山に戻します。 展示会カードが使用されていない場合は、展示エリアに置きます。ラウンド中に、特定のタイプのアクションカードがアールヌーボーエリアに存在しない可能性があります。

 

5)4枚のボーナスカードをシャッフルし、各列の下に1枚の面をランダムに配置します(H)

 

6)プレイヤーには、アーキテクトのカード7枚と、選択した色のマーカー4枚が渡されます。 各プレイヤーは以下を配置します。

 

  • 牢獄カードの下に2/4カードを1枚と2/5カードを1枚(2プレイでは、2/5カードのみをそこに配置します(I))
  • マーカーの1つは勝利ポイント(VP)トラックの最初のマスに、もう1つは建築トラック、貴族トラック、名声トラックの最初のマスに配置します(J)

 

7)ランダムにスタートプレイヤーを決めます。

スタートプレイヤーはスタートプレイヤーカードと4ベルギーフラン(以下、BEF)(K)を受け取ります。2番目のプレイヤーは5 BEF、3番目のプレイヤーは6 BEF、4番目のプレイヤーは7 BEFを受け取ります。 プレイヤーは自分のマネーカードを表向きに置きます。

注意:マネーカードは1 BEFまたは3 BEFの値を表示できることに注意してください。 表示されるすべての値の合計により、BEFでの金額が決まります。 混乱を避けるために、マネーカードは常に各プレイヤーの前で表向きにおいてください。

  

■HOW TO PLAY

ゲームは4つのラウンドで構成され、準備フェーズ、アクションフェーズ、マジョリティフェーズの3つのフェーズに分けられます。

 

□準備フェーズ

2回目のラウンドから開始して、ラウンドの準備は次のように行われます。

 

1)ラウンドマーカーを1マス右に移動します。次に展示会カードを持っているプレーヤーにスタートプレーヤーカードを渡し、展示会カードを展示エリアに戻します。

いずれのプレーヤーも展示会カードを使用していない場合、スタートプレーヤーは左隣プレーヤーに移ります。

 

2)アーキテクトカードを手札に戻します。ただし牢獄カードの下にあるカードは除きます。

 

3)前のラウンドで購入されなかったアールヌーボーエリアからアクションカードを破棄します。

 

4)貴族カードをリセット(アンタップ)して、再度有効化できるようにします。

 

5)セットアップの4)の説明に従って、新しいアールヌーボーエリアを準備します。 山札が空の場合、それぞれの捨て札をシャッフルし、新しい山札を作成します。

 

6)4枚のボーナスカードをシャッフルし、各列の下に1枚ずつランダムに置きます。

 

□アクションフェーズ

ターン中、アールヌーボーエリアまたはブリュッセルエリアでアクションを実行するか、パスすることができます。 アーキテクトカードを使用してアクションを実行します。 アクションカードを手元に置いてもかまいませんが、秘密情報ではありません。 ゲーム中の好きなタイミングで、別のプレイヤーは、あなたのカードを見ることができます。

 

(A)アールヌーボー地区でのアクション

アールヌーボーエリアのアクションカードをアーキテクトカードの1つと交換します。 アーキテクトカードのどちらの面を使用するかを決めるのはあなた次第ですが、選択した面に描かれた金額をすぐに支払う必要があります。 代金を支払うことができない場合、アールヌーボー地域でのアクションはできません。 使用済みのマネーカードはストックの山札に戻ります。

f:id:see_know:20191025083636j:image

次に、購入したカードに関連付けられているアクションを実行します。

 

f:id:see_know:20191026082722j:plain

創造:アートワークカードを目の前に表向きに置きます。 

 

売却: アートワークカードの1つを破棄して3金を得ます。 プレイしたばかりのアーキテクトカードの代金として売却したお金を使用することはできません。

(売却アクションを実行するには、アートワークを所有している必要があります)

 

調達:資材カードを目の前に表向きに置きます。 各カードには2つの資材(スチール、レンガ、木材)が表示されます。 

 

建築:建築コストを支払い、家カードを表向きに置きます。建築コストは最初の家なら1資材、2番目の家なら2資材、3番目の家なら3資材…です。

描かれている2つの資材のうち1つだけを使用している場合でも、資材カードを破棄する必要があります。 あらゆる種類の資材を使用できます。 そして、建築で使用した材料のタイプごとに1 VPを受け取ります。

 

影響:貴族カードの効果を使用します。 次に、貴族カードを破棄するか、ゲームの残りの間あなたの前に置くかを選択する必要があります。 2つの同一の貴族カードを保持することはできません。

貴族を保持することを選択した場合、カードを90度タップして、このラウンドで既に使用していることを示します。 各貴族はラウンドごとに1回しかアクティブにできません。 ゲーム終了時に、保持することにした各貴族カードに対して2 BEFを支払う必要があります。

 

「貴族カードの効果」

Georges Brugmann:4 BEDを得る。

 

Prince Albert:貴族のトラックでマーカーを1マス進める。

 

Charles Buls:プレステージトラックでマーカーを1マス進める。

 

Victor Horta:マーカーをアーキテクチャトラックで1マス進める。

 

Paul Hankar:マテリアルカードを2枚引く。 片方を捨て、もう片方を表向きで得る。

 

Émile Vandervelde:牢獄カードの下にある建築家カードを1枚選び、手札に戻す。

 

 

展示会:すべてのプレイヤーが参加できる展示会を開始したことを示すために、展示会カードを目の前に置きます。 あなたから始めて時計回りの順番で、プレイヤーはアートワークカードの1つを選択して2VPを得ます。 同じ展示会では、2つの同一のアートワークを展示することはできません。 展示されたアートワークカードは廃棄されません。

参加できるプレーヤーが残っていない場合、または4色すべてが展示されている場合、展示会は終了します。 展示会の開始前にパスしたプレーヤーは、展示会に参加することはできません。

アートワークを所有していない場合でも、展示会カードを購入できます。

展示会カードを得たプレーヤーは、次のラウンドの新しいスタートプレーヤーになります。

 

【重要】

・あなたの前にあるアクションカードとあなたの手にあるアーキテクトカードは、常に他のプレイヤーに見えなければなりません。

 

・アールヌーボーエリアのアーキテクトカードの価値と場所によって、マジョリティが決まります。

 

・売却や建築アクションで、アートワークや資材がない場合でもマジョリティを競うことができます。 この場合、通常どおりアーキテクトカードを置くための支払いをしますが、アクションカードは破棄します。

 

(B)ブリュッセルエリアでのアクション

選択したブリュッセルカードの前に1つ以上のアーキテクトカードを配置します。 同じアクションを行った前のプレーヤーよりも1枚多くカードを配置する必要があります。最初のプレーヤーは1枚のカードを配置してアクションを実行し、2番目のプレーヤーは2枚のカードを配置して同じアクションを実行します。

アールヌーボーのアクションとは異なり、このエリアでのアーキテクトカードの配置に料金を支払う必要はありません。 これらのアクションを実行する場合、カードの価値は重要ではありません。

 

最後に、選択したブリュッセルカードでアクションを実行します。

 

証券取引所 : 5 BEF得る。

 

市役所:1枚または複数枚の貴族の効果を使います。このアクションで あなたが使える貴族の最大数は、貴族トラック上の位置(1〜5)によります。

 

サンカントネール公園:展覧会アクションを除く、お好みのアールヌーボーアクションを実行します。 創作、調達、建築、または影響のアクションを選択した場合、それぞれの山札(アートワーク、資材、家、または貴族)から2枚のカードを引きます。 片方を捨て、もう片方を正面に向けて選択します。 売却アクションを選択した場合、3 BEFを受け取ります。 

 

「ノート」

•売却アクションを実行するには、アートワークカードを破棄する必要があります。
•建築アクションを実行するには、必要な量の資材を破棄する必要があります。
•山札の1つが空の場合、それぞれの捨て札をシャッフルし、それを使用して新しい山札を作成します。

 

(C)パス

アクションを実行できない、または実行したくない場合は、パスします。

最初にパスしたプレーヤーは3 BEFを受け取ります。 他のプレイヤーはパスした際に1 BEFを受け取ります(最後にパスしたプレイヤーも)。パスしたプレイヤーは展示会に参加できなくなります。

 

□マジョリティフェーズ

すべてのプレーヤーがパスすると、列、紋章、ブリュッセルの順にマジョリティが決定されます。

2人プレイの場合:列と紋章のマジョリティを決定するときに、2つの中立アーキテクトカードが参照されます。中立プレイヤーが過半数を持つ唯一のプレイヤーである場合、誰もボーナスを受け取りません。

 

(A)列マジョリティ

各列について、アーキテクトカードの合計値が最も高いプレーヤーを特定します。 このプレイヤーは、列の下にあるボーナスを受け取ります。 同点の場合、各プレイヤーがボーナスを受け取ります。 ボーナスカードの下半分のボーナスは、ゲーム終了時にのみ配布されることに注意してください。
f:id:see_know:20191025185345j:image

 

(B)紋章 マジョリティ

アールヌーボー地区の4枚のアーキテクトカードによって形成される各交差点は、ブリュッセル市の紋章を示しています。

完成した紋章(4枚のアーキテクトカード)ごとに、最も多くのカードを持っているプレイヤーは、プレステージトラックでの位置に等しい数のVPを獲得します。

同点の場合、各プレイヤーは、このトラックの位置に応じてVPを受け取ります。 アーキテクトカードの値はここでは無関係です。

 

(C)ブリュッセル マジョリティ

ブリュッセルカードの下に最もアーキテクトカード枚数が多いプレイヤーは、これらのカードの1つを牢獄カードの下に配置する必要があります。 同点の場合、各プレイヤーはその下にカードを置かなければなりません。

 

■ゲーム終了処理

第4ラウンドのマジョリティフェーズの後、最終得点計算の時間です。 次の手順を順番に実行します。

 

1)各貴族に2 BEFを支払います(Georges Brugmannを除く)。 あなたが支払うことができない貴族ごとに、貴族のカードを捨て、3 VPを失う必要があります

 

2)手元の家カードについて、あなたは建築トラックでのあなたのポジションに等しいVPを獲得します。

 

3)未使用の資材カード枚数ごとに1 VPを獲得します。

 

4)最後に展示会カードを持っている場合、2 VPを獲得します。

 

5)各列に多数派を持つプレイヤーは、列の下にあるボーナスカードの下半分にリストされているボーナスを受け取ります。 同点の場合、関係する各プレイヤーがボーナスを受け取ります。

 

ボーナス

・所有する2 BEFごとに3 VPを獲得します(最大5回、合計15 VP)。

 

・所有するアートワークの種類ごとに2 VPを獲得します。

 

・所有する家カードの種類ごとに2 VPを獲得します。

 

・貴族(最初に配られたGeorges Brugmannを含む)ごとに2 VPを獲得します。

 

 

勝利ポイントが最も多いプレーヤーが勝者です。 同点の場合、牢獄にいるアーキテクトのカードが最も少ないプレイヤーが勝者です。 まだ同点の場合は、すべてのトラック(アーキテクチャ、貴族、名声)のすべての値をカウントアップします。合計値が最も高い関連プレーヤーが勝者です。 まだ同点の場合、各プレイヤーが勝利を分かち合います!

エイジ オブ エンパイア3(Age of Empires III)に思いを馳せる


【エイジ オブ エンパイア3】f:id:see_know:20191023232233j:image


エイジ オブ エンパイア3(Age of Empires III…以下、AoE3)が大変面白かったので、色々と語りたい!

 

AoEは2007年に発売されたワーカープレイスメント。同級生はワーカープレイスメントの金字塔である『アグリコラ』。

 

AoE3はワーカープレイスメントの先駆けであるケイラスや大聖堂のように「ワーカーを置いたときには発動せず、ワーカーを置ききった次のフェーズで順番に発動する」タイプ。そしてAoE3が当時、革新的だったのは2つ。

 

①ワーカープレイスメントとエリアマジョリティとの親和性

 

②ワーカーの種類毎に特殊能力を持たせたこと(将棋やチェスのように)

 

①の素晴らしいところはワーカーの置いた順番で影響力をばら蒔く順番が決められるところにある。なにせマジョリティ争いは後出しの方が強いので!

 

そして①だけなら手番順だけのシンプルな問題だが②の特殊能力が情勢を複雑化する。一回しゃがんで能力強化に勤しみ、次のラウンドで猛威を奮う…な~んてことができるのだ!

 

※余談だけど、このワーカーに強さという概念を持たせたのは、このAoEが元祖っぽい

https://boardgamegeek.com/boardgamemechanic/2933/worker-placement-different-worker-types

 

AoE3が人気なのは、元となったデジタルゲームが人気だった…かもしれなす。けど自分はAoE3のシステムに惹かれた🍆✨

 

---

■AoE3の系譜

(※思いついたら追記します)

 

【ドミナントスピーシーズ】f:id:see_know:20191023204830j:image

2010年作品。AoEから進化したのは2つ

 

①移動アクションが増えたこと

②非対称の個人能力が増えたこと

 

①はエリアマジョリティを更に激化させて、②はリプレイ性を格段に向上させた。

 

【アイスガーデン】f:id:see_know:20191023204211j:image

正式タイトルはロード・オブ・ジ・アイスガーデン(The Lord of the Ice Garden … タイトルにtheが2つついてるw)。2014年の作品。

このゲームの特徴は2つ。

 

①手番順が単にワーカープレイスメントで決めるのではなく、イニシアティブトラックというもので管理されてること。これが大変上手く機能してて、まずアクション数を取るか手番順を取るかの二択をせまりつつ、基本は前のラウンドで後手だった人が先手を取りやすくしてる。常に先手を取られ続ける…なーんてことを自然に防いでいる。

 

②(ドミナントスピーシーズ同様に)個人能力がありつつ、個人毎の勝利条件まであること。つまりマジョリティ争いで負け負けでも別の勝ち方があるのが燃える!!

 

---

【まとめ】

個人的にAoE3をはじめとした「エリアマジョリティ×ワーカープレイスメント」システムはめっちゃ好みで、何度でも遊びたい!!

 

 

 

 

 

 

 

ゆるコロ&まよコロ

『ゆるコロ』

ムラさん主催のボードゲーム会。とてもアットフォームな雰囲気な会。最初に必ず全体ゲームがあり、参加者同士のコミュニケーションを大事にしてる。

 

まずはフラッシュ。お題に対して、もっともマジョリティのある回答を出せた人の勝ち。今回のお題は「人気だけど遊んだことがないボードゲーム」。

自分は『囲碁』と書いたけど、同意は得られませんでした…BGGランクはめっちゃ高いけど、遊んでる人は自分が思うよりも多かった模様。

マジョリティを取った回答は『モノポリー』と『アグリコラ』。最後の3人がアグリコラと答えて同率首位になった展開が劇的でした!

 

・結婚と賄賂(★★)

ブラインドオークションでアクション権を競るゲーム。アクションの優先順位たけでなく、その場で起こす特殊効果(アクションの効果が倍になったり、競合相手を殺したり)も握るのが特徴的。特殊効果が多くて読みきることは難しいかも。

今回はayaさんと足の引っ張り合いした挙げ句、無理心中…ちーん(-人- )

 

・パレロワイヤル(★★★)

買い物ゲーム。いかに効率良く買い物をするか…その鍵はマジョリティにある。アクションスペース内でマジョリティを取ることで、ボーナスが得られるのだ。

また貴族タイルの効果も強力なので、どれから取るかも悩ましい。

トロワの作者なのでトロワと同じく、システムとテーマはあまり一致してないけど、システムとシステムのシナジーがとても練られていて美しい。

 

『まよコロ』

まよさん主催のボードゲーム会。ヘビーゲーマーが多い印象。参加するとペットボトルのドリンクがもらえるのが嬉しい。

 

・メガスター(★★)

フリーゼの株ゲー。カードゲームなので軽いけども、最初はどうやったら点が伸びるのが分かりづらいのが難点。ただフリーゼの才能に触れるには良いゲーム!

 

・ポイントサラダ(★★)

得点カードと野菜カードを取り、ポイントを荒稼ぎする。とてもアイディアが良くて誰と遊んでも楽しそう。基本的に得点沢山取れるの大好きだし!

日本語版が2000円くらいで出たら普及したいな。

 

・オスティア(★★)

渋い競りゲーム。モダンアートみたく他人から商品を買うのだけれど、買った商品を勝利点を得るために使うか、お金にするかを選べる。また売値はレアな商品程に高くなる。自然と高い勝利点が見込めるカードがレアになるのがミソ。

ゲーマー同士で唸りながら遊ぶのが好きな人にオススメ(自分は好きなのでワタルさんから購入しました)

 

---

奇しくも女性主催のゲーム会を梯子したけど、どちらも参加者に対して、とても心くばりされている素敵な会。どちらも、また参加したいな🍆

 

20年くらいを雑にふりかえる

年々、記憶力が低下してるのでログとして20年をふりかえり。

 

🕒2000~2005年

・格闘ゲームの『サイキックフォース』にハマり、松戸勢と毎週のように飲み会する

・サイキックフォースの大会(PM3)を境に人間関係が大きく変わる

・サイキックフォース仲間とマジックザギャザリングにハマる

・マジックの大会でドロップした際に、ボードゲームに出会う(カプコンカタン)

・ひっそりとネット人狼にハマる

 

🕒2006~2007年

・友人とネット人狼をする。そこで嫁と知り合い付き合う

 

🕒2008年

・仕事で部署が変わり、他社の中に独り混じって孤軍奮闘する

・格闘ゲーム『ストリートファイター4』にハマる

 

🕒2009年

・結婚する!

 

🕒2010年 

・ジワジワとボードゲーム熱が上がる。月一くらいで友人同士で半クローズ会したり

(カルーセルさんや姐さん達と仲良くなったのはこの頃)

 

🕒2011年

・マンションを買うことを決意。お金貯めるため、嫁の実家に住ませてもらう…

・Twitterを始める

 

🕒2012年

・マンションに引っ越す

・犬を飼う

・浅草のゲームマーケットで出展する

・友人が主催するボードゲーム会…松戸のサマンサ倶楽部に顔を出すようになる。そこで、うぃりあむさんやいちごさん、Naoさん、おしょうさん、揚子江さん、Yu-kiさん、カヤさん、ひーさん…などなど仲良しメンバーと出会う


🕒2013年

・近場のオープン会に出没するようになる。南柏MsBarとかRUCCIとか!

・それにつれてボードゲームを買い込むようになる

 

🕒2014年

・犬2匹目を飼う

・サイキックフォースの大会を主催する

・友人の紹介で、ボードゲームサークル「ひとじゃらし」のメンバーや影虎さんと仲良くなる

 

🕒2015年

・ミスターフィールドというお店をみつけて常連になる。まるさんや翔さんやCozyさんと出会う

・ニコさんの大賞受賞会に参加する。ワタルさんに出会う

・↑に触発されて初めてオープン会(大賞受賞会)を主催する

・きゅんさん主催の「ボドがたり」というイベントに参加する。ハルバラドさんや、まさのぶさんに出会う。ボドがたり二回目ではtotokoさんに出会う

 

🕒2016年

・うぃりあむさんがゲーム会を本格的に主催するようになり「夏コロ」「MOJ」で、ムラさんやえりさんや柏もちさんなどなど色んな方と仲良くなる

 

🕒2017年

・職場が古巣に戻る。職場異動に伴いサイキックフォースから離れる

・ミスターフィールドでまおさんに出会う

・ミスターフィールド閉店…

 

🕒2018年

・ミニチュアフォレスト開店!

・コロコロ堂が根津から湯島に移転!

・松戸サマンサ倶楽部 閉店…

・hal_99さん、やざわさん、atogさんと「鉄分補給の会」をするようになる 

・まるさんとNaoさんとまおさんと「alea会」をするようになる


🕒2019年

・会社で偉くなる

 

 

…色々あったけど、今は友人が増えて、妻とも円満で、仕事は大変だけど出世も順調で…なんで、わりと幸せだと思います。今は健康的な生活を続けることが一番の目標なのです。

トロワ&トロワの淑女たち 備忘録

f:id:see_know:20190925230105j:plain

■概要

フランスのとある都市「トロワ」…そこの富豪として君臨するのが我々、プレイヤー達。ダイスを下々の者に見立てて色んなアクションをする。

 

白ダイスは聖職者。大聖堂の建築や、軍人や農民の教育をする。

赤ダイスは軍人。侵略者を倒してくれる。

黄ダイスは農民。われらの金庫を満たすために骨を折ってくれる。

(↑と説明書に書いてある)

 

色んな方法で勝利点が入るけど「活動カード」「イベントの対処」「キャラクターカード」が特に高得点のチャンス。

 

活動カードはお金を払い所有権を主張すると得点。さらにダイスを使うことでカードの特殊能力が発動する。トロワの一番の面白いところは、活動カードのシナジーを見つけるところ。強いコンボを見つけたときの気持ち良さが堪らない!

 

イベントへの対処も面白い。対処すれば影響力というリソースが貰えて、さらにマジョリティを取れば得点もガッポリ。

イベントカードは毎ラウンド嫌なことが起こるので「自分に不利なイベントは対処して、関係ないものは放置」なんてことも良くある話。

 

キャラクターはゲームのはじめに1人1枚秘密裏に持ってるけど、ゲーム終了時に公開して、(自分が持ってないやつも含めて)全てのキャラクターから得点が貰える。皆が何を目指してプレイしてるのか推理するのも楽しい!

 

面白いゲームなんだけど、ルールが細かいのが玉に瑕。そんなわけでルール説明が難しいので、未来の自分のために注意点をつらつらと書くておく。

 

■ダイスの扱いについて

基本的にトロワはダイスゲームなのだけど、 「自分のダイスしか使えない場面」or「他人のダイスも(お金を出せば)使える場面」とか「ダイスを1個しか使えない場面」or「ダイスを複数使える場面」とか、覚えることが多い。なのでインストする前に、これを読み返したい。

 

①どのダイスが対象となる?

[自分のダイスだけが使える場合]

→影響力を使ったダイス操作(ふりなおし、ひっくり返すのは自分のだけ)

→黒ダイスの撃退(撃退時に他人のダイスを使うことはできない)

 

[自分以外のダイスに影響を及ぼす場合]

→上記以外のすべて

(活動カードの効果等も自他関係なく対象となる)

 

②何個のダイスが使える?

[複数個を使える場合]

→ 黒ダイスの撃退(ダイスの色を混ぜて撃退しても可)

→ 活動カードの活性化

→ イベントの対処

→ 農業(使えるダイスは黄色だけ)

 

[1個しか使えない場合]

→各建物へのミープル配置

→大聖堂の建築

→(拡張の)城壁を進む

 

③ダイスの目は補正できるか?

[活動カードによる補正ができないもの]

→ 黒ダイスの対処 (アクションフェーズじゃないから補正できない)

→各建物への配置

 →大聖堂の建築

→(拡張の)城壁を進む(※)

 

※活動カードでは補正できないが、1金支払うごとに目が+1の補正。ただし最大6の目ぶんまで。

 

■その他(ゲーム中にあった質問など)
Q:イベントカードを処理するとき、1個のダイスを複数に振り分けて良い?(例えば黒ダイスで5と3の目があり、手元に赤ダイスで4が出たとき、両方処理して良い?)

A:良い。

(ただし手番で最大目の黒ダイスを処理するのはマストなので忘れずに)

 

Q:活動カード上のキューブを使えるタイミングや個数は?

A:1手番中に1キューブだけ使える
(ただし拡張の郊外タイルと重複して使うのは可能)


Q:イベントで対処できなかった場合は?

A:可能な限り実行した後に、2点を失点。ただし勝利点は0以下にはならない。

 

■インストミスしたルール
・イベントカードを取る際、マジョリティ争いで同数なら最初に駒を置いた人が取る!

 


『オマケ:トロワの淑女について』

拡張『トロワの淑女たち』には、基本セットと混ぜられる5つの拡張が入ってる。どれを混ぜたら良いかを考察

 

■追加の活動カード、イベントカード
面白い効果たくさん。まずは基本だけで遊びたい…というオーダーがなければ、常に混ぜても良さそう!

 

■追加のキャラクターカード
各自が持ってるキャラクターカードを当てる…というのがトロワの醍醐味のひとつ。
個人的には含有率50%くらいから当てるのが好みなので、4人プレイは拡張入り(4枚/9枚)、3人プレイは基本のみ(3枚/6枚)くらいが良さげ!

 

■拡張ダイス
自分だけが使えるオールマイティーなダイスが追加。入れると緩くなる拡張なので、好みは分かれると思う。個人的にはトロワの厳しい面が好きなので、積極的には入れないかな。

 

■城壁タイル
使い道のないダイスに使い道を与える拡張。ただタイルの効果を説明するのが、ちょっと大変かも。インストする時間に余裕があるなら入れたい!

 

■参考

https://boardgamegeek.com/boardgame/73439/troyes

BGGで現在、ランク67位、レート7.8

 

基本ルール(BGG)

https://boardgamegeek.com/filepage/59827/japanese-rulebook

 

拡張ルール(sainome)

http://sainomen.blog.fc2.com/blog-entry-94.html

 

和訳を上げて下さってる方々に感謝しかありません。

 

和訳シール(しなちくのあれこれ)

http://47chiku.blog36.fc2.com/blog-entry-998.html

 

カード名の日本語化はお好みですが、サマリーの日本語化はかなり助かります。ありがたや。

 

パイオニア 備忘録

f:id:see_know:20190920082446j:plain

いつかの自分のために備忘録

■得点
①ゲーム中の得点
全員乗客下ろした馬車

②ゲーム終了時の得点
ネットワーク…自分の最大ネットワークにいる駒数×2点

金塊…3~5だけど5は1枚しかない(4は3枚、3は6枚)

馬車の空いてるマス数…ひとつにつき1点


■細かいルール
・虹色のホテルタイル(3金貰えるやつ)を取った際に、相乗りで降ろせる乗客の色は、手番プレイヤーが降ろした乗客の色をマストフォロー

・2と3のアクションはしなくても良い。ただ3の一部だけするのはNG。お金が足りなかったり、取れるタイルがなければ、馬車は一歩も動かせない

■リンク
https://boardgamegeek.com/boardgame/232520/pioneers
2019.9.20現在、BGG ランク2179、レート7.0

http://www.katz2019.sakura.ne.jp/
和訳を公開してくださっているサイト。ありがたや、ありがたや

ブリュッセル1893 備忘録

ブリュッセル1893を次回プレイする際の備忘録。

f:id:see_know:20190918221156j:plain

■インスト中やゲーム中に出た質問集
Q:建物タイルは、現在、アクティブでない場所(L時タイルの外側)にも置くことができるか?
A:できる。建設できないのは「すでにワーカーが置いてある場所」か「すでに建設タイルがある場所」のみ

Q:アクションの空打ちはできるか?(売るものがないのに絵を売るアクションをする等)
A:できる。ただし絵の相場だけ変えて、売らない(売るものがない)…はできない

Q:小便小僧マジョリティ争いの際、個人ボードに刺したボーナスカードも参照するか?
A:参照する。正確な処理の流れは「ボーナスカードの獲得→小便小僧のマジョリティ確認→ボーナスカードの使用」となる。

Q:絵を売った場合、相場を変えなくても良い?
A:変えなくても良い


■インスト漏れ、インストミス
・個人ボードの最上段にある建築タイルのを建築するたびに+5勝利点
・ラウンドの最初にパスをしたプレイヤーは、展示会タイルを取るのと同時に、1金を得る
・パスをした際に、持ってる絵画の種類数×1金を収入としてもらう
・1ラウンドで複数のボーナスカードを得た場合、複数のカードを同じところには刺せない
・アールヌーボーボードで絵の売却アクションを打てるのは1ラウンド1回のみ。ただしワーカーを置いて競りだけ参加はOK(※要調査)

■ゲーム中によくしてたミス
・建設コストを決めるコンパスを進め忘れる(反時計回りに回す)
・アールヌーボーボードにワーカーを置いたときにお金を入れ忘れる(最低1金は置く必要あり)
・建築の際にジョーカー資材を使ってない際の5点を入れ忘れる

■次回までに用意したい
BGGで公開されてるスコアシートを印刷