オストビーこと、Kristian AmundsenØstby(OがØなのがチャームポイント)はノルウェーのデザイナー。ボードゲーム専業ではなく、医者としての顔を持つ。
日本でも比較的にファンは多くて、注目されてるデザイナーの1人かと。
https://boardgamegeek.com/boardgamedesigner/4063/kristian-amundsen-ostby
自分は今までそこまでオストビーの作品に触れる機会は少なかったけど、サンタマリアとオートマニアを遊ばせてもらう機会を得た(ハルバラドさんに感謝)ので、ちょっとメモを残しておきたい。
「代表作品」
・サンタマリア
・エスケープ
・オートマニア
・キャピタルラックス
・アベニュー / ココロ
・ホテルサモア
・四人の容疑者
サンタマリアについて
お金や資源でタイルを得て、それを個人ボードに配置。ダイスドラフトをして、その目の列に置かれたタイル効果が発動する。
特徴的なのはお金の使い方。お金でダイスの目も変えられるし、アクションも打てる。このおかげで手番の選択肢がとても多い!
やりたいことができたときの気持ち良さは半端なす!(反面、わりと長考もしがちなのが難点ではある)
オートマニア
手番では、タイルを得て個人ボードに配置し、車の生産を行う。需要の高い車ほどランクが高くなり、ラウンド終了時にお金や得点を生む仕組み。
手番では手持ちのミープルを使うんだけど、踏みたいアクションにすでに置かれてた場合に「すでに置かれてる数+1」個のミープルを配置すれば、そのアクションができる(そして押し出されたミープルは元の使用者が再度使える)。
色んな需要と供給に応えるのがめっちゃ楽しい!!
アベニュー / ココロ
紙ペンゲーム。代表者がカードを引いて、そのカードの柄を個人ボードの空いてるところに記入する。そこで、沢山のマークにチェックすると得点になる。
ここまではオーソドックスな紙ペンゲームなんだけど、アベニューの面白いところは「自分の前ラウンドのスコアより高いスコアを出さないと得点にならない」こと。これにより、最初のラウンドでは布石を打ったり、アクションを消費して次ラウンドの情報を見る必要が出てくる。少しのルール追加で、ここまでゲームに味が出るなんて!!
まとめ
今のところ、自分の中でオストビーは「突出したところがあるわけではない」…けれど「複数のシステムを組み合わせてるにも関わらず、それが複雑化しすぎないように調整してる」ような印象。ただの紙ペンゲームでさえ、創意工夫がされている。
オストビーのどのゲームも大変面白かったので、今後の新作は注目したいなぁ🍆
合言葉はオストbee!